こんちにはジュエリー職人の隆です。
今回のテーマは「素材(地金)の金額」です。
結婚指輪を購入する時に重要なのが素材です。
ジュエリー店などでは「地金」とも呼ばれていますね。
ではなぜ素材選びが大切なのでしょうか?
なぜなら
選ぶ素材によって結婚指輪をの金額が全然違うからです。
ではどれくらい金額が変わるのでしょうか?
わかりやすく説明していきますので
お付き合いください。
目次
素材の種類
一般的に結婚指輪やジュエリー全般で
使われる素材といえば
・プラチナ
・金
・銀(あまり多くはありません)
この3種類がほとんどです。
プラチナ・金・銀の現在の価格はどれくらいなのか?
2017年10月20日時点での価格を調べてみると
プラチナ 1g 3,724円
金 1g 5,093円
銀 1g 70円
プラチナ・金はかなり高額ですね。
ただし
プラチナや金の相場は毎日変わるので
いつも上記の価格というわけではありません。
とはいえ
銀(シルバー)に比べて
「プラチナ」と「金」はかなり高価な素材という
事だけ覚えておいてくださいね。
結婚指輪を購入するならどの素材がお得?
ハッキリいって「銀(シルバー)」
の結婚指輪ならかなりお手頃価格で購入できます。
銀で作られた指輪であれば1万~数万円の範囲で購入が可能です。
特にティファニーではシルバーを使ったジュエリーを
多く取り扱っているので
ティファニーが大好きな人であればシルバーという選択もありだと思います。
では「プラチナ・金」の場合だとどれくらいなのか?
素材がプラチナや金になると
数万円~数百万と一気に値段が跳ね上がります。
このように
素材によってここまで値段に差がでてしまうんです。
素材の価格が安い時にジュエリーを購入すればお得?
先ほど素材の値段は毎日変動していると説明しました
では
素材の価格が安いタイミングでプラチナや金のジュエリーを
購入すればお得なのでしょうか?
答えは「NO」です
店頭に並んでいる商品は
素材(地金)の価格変動に左右されないんです。
つまり
今日のプラチナの値段が1g3,000円で
翌日にプラチナの価格が下落して1g2,000円になったとしても
店頭で販売してるジュエリーの価格は全く変わらないということです。
そりゃそうですよね
毎日素材の価格変動に合わせて
商品の値段を変えていたら販売員も大変ですからね。
ただし
素材の価格が
「10分の1」に下がった
「10倍」に上がった
という場合には商品の値段も変わる可能性はありますよ!
まぁそのような事が過去に起こった事はないので
心配する必要はありませんが・・
結婚指輪に使われる素材の値段は?
結婚指輪にはどれくらい(何g)の地金が使われているのでしょうか?
これに関しては結婚指輪のデザインやサイズによって
だいぶ違ってくるので何とも言えませんが
ジュエリー職人としての経験上
指輪1本あたり5g~15gの間で作られていることが多いです。
仮に10gの結婚指輪の場合
プラチナ→約37000円
金→約50000円
銀→約700円
が10gで作った場合の素材(地金)の価格です。
銀は10gで700円・・・
このように素材によって結婚指輪の価格は
全然違ってしまうんですね。
もちろんこれは素材だけの値段なので
実際に購入する時には数倍の値段となって店頭に並びます。
「結婚指輪を素材(地金)で選ぶ」まとめ
銀の結婚指輪であれば数万円で購入できるが
プラチナ・金は1gの価格が高いので購入する場合は
数万円~数百万は必要!
ただし
結婚指輪のデザインやサイズによっては
プラチナ・金の使う量(g)が違ってくるので
少量の素材しか使用しない場合には
数万円で購入もできます。